今日もまた

今日もまた、布団から出れなかった

初めまして。雨宮です。

今年の四月から九州から上京してきた新社会人です。

新社会人なのに、すでに有給の半分は消化しているという問題児っぷり。

 

そう、私は双極性障害不眠症を患いながら、何とか虎ノ門OLに擬態して働いている。

発症したのは具体的にはいつか分からないけれど、小学生の時からすごく憂鬱だったことは記憶している。

病名がついたのは大学3年生のとき。サークルでの男子からのいじめや悪口がひどく、気分的に落ち込んでしまい、死にたいという気持ちが収まらず、毎日毎日泣いて辛すぎたから大学のスクールカウンセラーに相談し、病院を紹介してもらったことがきっかけだ。

 

あれから4年ほど経つけど未だに気分は落ち込むし、眠れない日もやってくる。

そして、今日もまた、布団から出ること、起き上がることができずに会社を休んでしまった。

 

心は空っぽなのになぜか重い

最近、一人でいる時間がとても長い。彼氏はもちろんのこといないし、友達も少ない。

誰かと気軽に飲みに行っていた大学時代が懐かしい。

寂しい毎日が過ぎていく。仕事も最近まですごく忙しかったが負担があまりにも大きいと外され、無の状態だ。空っぽ。なのに、どこか重い。

 

LINEの連絡は誰からも来ないし、少ない友人に送ったとしても

返事がすごく遅かったり、無かったり。

 

ああ、私の存在とはあなたにとって一体?

 

こんな考えも過るが既読スルーは元カレの時に慣れてしまったのでなんてことない。

不思議なことだ。人は慣れるということを覚える。そして自然となんてことない、と痛みを無に変えることができる。

 

けれど、ある日、痛みは感じないのに重さを感じる日がやってくる。

それが今日だった。正しくは、何回目かの今日。

もう、何度訪れたかは分からない。

 

これからも、訪れて私を閉じ込めるのだろうか。暗い暗い雨音さえ聞こえない部屋に。